最強の生命体になるための読書リスト

 個人的な読書リストを貼る。

 選書の基準は実用性。実用性とは、文字通り本がそのまま役に立つということ。直接的な知識だったり、広範な場面で役に立つ思考だったり。

 

 以下に並べた文章は一つ残らず優勝。

 

 

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*2

*3

 

 

 

 


1、方法序説

 思考法に関する記述が濃い 最強

 

2、有閑階級の理論

 顕示的消費という概念は非常に面白く、思考のツールとして強い

 

3、マンキュー経済学

 これのせいで経済学にかぶれた

 経済学は(理解が甘いと叱られる可能性はあるけど)現実を単純化したモデルとして捉えるツールのようで、

 これ一冊を読むだけでいろんな事がモデルで理解できるようになった 最強

 


4。<子ども>のための哲学入門 5、「時間」を哲学する

 生きていく上での素朴な疑問が先回りして考えられているので強力な時間の節約になる 最強

 

6、「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

 統計学は最強

 よくわからん教科書を使ってF検定がどうので手を動かした事もあったけど、

 こういう本で因果だの相関だの有意だのの辺りを知っておくだけで世の中のデータが変わって見えるかもしれない

 


7、上達の法則 効率のよい努力を科学する 8、(成功する練習の法則―最高の成果を引き出す42のルール)

 脳科学に基づいていろんな技術を上達させるときのコツが書かれている

 科学は最新の研究でどんどん更新されていくんだろうけどまだ役に立つはず

 後者は非常に自己啓発本に近く、カッコ書き

 

9、(時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人 SMART CUTS)

 SNS等が登場した現代において、遠回りを避けて成功する方法が書かれている

 面白かったしユニークな本だったけど汎用性・実用性に欠け、わざわざ読む必要があるかは微妙なのでカッコ書き

 

10、知的生活の方法

 知的生活とは、ひいては技能とは何かについてビシッと書いてある 最強

 


11、自分自身の小さな「箱」から脱出する方法

 内容よく覚えてないけど必要な人には最強だったと思う

 ハシゴみたいな本で既に高いところにいる人には要らない

 

12、フィーリングGoodハンドブック

 自分一人で自分一人を認知行動療法する最強

 理論上はありとあらゆる精神的な風邪を封じ込めることができる はず

 この本のせいでしばらく心理学にかぶれてしまった

 

13、かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~

 漫画

 努力が何をもたらすかについて書いてある上にキャラクターが可愛い最強の本

 

14、(少女不十分)

 ライトノベル

 自分を発達障害やら何かじゃないかと迷っていて感情移入が上手い人にとっては良いと思う

 西尾維新はこれとめだかボックスしか読んだことがなく、もっと面白いシリーズがある可能性がありカッコ書き 他も興味はあるが時間がない

 


15、相思相愛ロリータ

 アダルト向け同人ゲームなので伏字

 人間関係について多くの示唆がある最強の文章

 シリーズに興味が出たら1~2、4のプレイを勧める (3)はメインテーマが哲学の本を読めば終了するテーマなのでカッコ書き 5は癖が強い

 

16、影響力の法則―現代組織を生き抜くバイブル

 俺の人生に対してカレンシー(通貨。ここでは人間関係のギブアンドテイクに使うおみやげのこと)という概念をもたらした

 

17、おとしどころの見つけ方 世界一やさしい交渉学入門

 交渉について極めて実践的かつ網羅的で最強

 

18、理想のヒモ生活

 小説

 政治・交渉について入念に書いてありこれのおかげで言質・譲歩・合意という概念がよくわかった

 とてもいい小説で最強

 

19、信頼の構造: こころと社会の進化ゲーム

 人を信じやすい人ほど騙されにくい、人を疑いやすい人ほど騙されやすいという最強概念の書かれた最強心理学論文

 ただ、読んだのが昔過ぎて因果と相関についてちゃんと追求した実験結果だったかどうか忘れてしまった

 (つまり、騙されにくい人は騙されにくいがゆえに人を信じることが可能なだけ、かもしれない)

 


20、アイデアのつくり方

 アイデア関係最強の本 これを読んでおけばアイデア関係の本を読む必要はない

 

21、自分だけにしか思いつかないアイデアを見つける方法

 一行前と矛盾するけど、

 「アイデアのつくり方」は問題に対して解決策を思いつくには向いてるけど、企画のためゼロから1を作り出すには向いていない

 それに対する解決策をある程度がんばって考えてる最強の本

 

22、(イノベーションのジレンマ

 ビジネスにおいて、革新的なイノベーションが市場をひっくり返す現象について

 非常に面白く興味深い本だが一般市民の読者としては汎用性に欠けるためカッコ書き

 

23、賭けの考え方(科学する麻雀でも可)

 確率が絡むゲームでの心の持ちようと勝ち方を教えてくれる最強本

 確率が絡むゲームとは人生そのものでもある

 ただしポーカーの本なのでポーカーの専門用語が山のように飛び交う

 麻雀の入門本、「科学する麻雀」でも同じようなことが書いてあるので麻雀がわかるならそちらでも

 

 

 入れようか迷った文章はまだあるけど(世界史の教科書、ファストスロー、洋食のシンプルルールとか…)、多すぎると邪魔なのでここまで

 

 

 これを読んだら貴方のオススメ最強本を教えて欲しい。

 現実の状況が打破できず、ブレイクスルーの方法を探している。

 インターネットで自分の手札を晒すのはデメリットがあるけど、この文章は貴方のオススメを聞くために書いた。

 

 

 

*1:「本は役に立つためのものではない」という言葉があるけど(特に小説読みにこの意見を持つ方多い気がする)
その言葉がよくわからない
そもそも小説という概念が俺にはよくわからないし、何もわからない

*2:基準の問題で自己啓発も混じってしまっているけど許してほしい。
あと基準に対し微妙なものについてはカッコしてある

*3:自己啓発は自分自身を盲信させることによって宗教的な効果を生み出しており、全般的に信用に値しない。
内容が結果的にいいことであっても、詐欺師の慈善事業は刑務所でやるべきだ