この世の果てで恋を唄う少女YU-NOが(罵倒語)アニメになってしまった

 表題の通り。
 この世の果てで恋を唄う少女YU-NOが(罵倒語)アニメになってしまった。

 前半でも当然のように怪しかったが、後半から特に酷い。

 あと、アニメと言うよりはリメイク版ゲームのほうに言えることだけど、なんで現代編のキャラデザを大幅リファインしたのに、異世界編のキャラデザは古いままなんだ。ユーノを除いて全員変じゃん。

 

 名作が虚無と化す瞬間を見るとすごい脱力感を覚える。
 責任者は誰だよ。

 

「「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」プロデューサー&アニメ監督インタビュー。さまざまなプラットフォームに進出する「YU-NO」と,新展開に向かうアニメ版の見どころについて聞いた」
ttps://www.4gamer.net/games/445/G044584/20190802131/

 

 そうしていろいろ調べたらインタビュー記事にたどり着いた。

 真摯さと「それは違うだろ……」という感触が交互に心に来て、振り上げた拳のやりどころが無くなってしまった。

 


 高橋龍也が構成をやっていた某アニメは、最終話以外は良かった。

 キャラクターを可愛らしく書くという目的にも成功していた。

 なぜこっちはこうなってしまったんだ。同じエロゲ畑じゃないか……。エロゲ畑じゃないか。でも声優はみんなエロゲ出身だ。

 

 

 シナリオライターになりたい人間は山のようにいるはずだが、声優の顔のようにレベルの増加は起きていない。

 そういった場合、自由競争下で本来起きるはずの現象が起きていないことを考えると、自由競争が起きていないと考えるのが自然。

 あるいは、前提がおかしいのか。案外シナリオを書きたい人間はいないのかもしれない。

 さらにあるいは、シナリオに特化した人間が、きっちりアニメの脚本に噛めてないのかもしれない。映像作品である以上監督の役割が大きいはず。

 

 

 ずっと前、現代においては物語が崩壊していくという匿名の記事を読んだ。

 だが、現実においてはそうなっていない。物語を起爆剤として大ブレイクした作品で記憶に新しいものはたくさんある。

 我々は良質な物語を求めているし、これからも求め続ける。

 

 ちなみに、最近自分自身の匿名の記事を作ったら、無事に反応が少ないまま流れていった。

 もともと反応を得るための記事だったので、非常に困った。

 しょうがないのでこのブログに上げる。